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■文房具の情報がほしい （その２） 多くのユーザーは、文房具に興味があるが、積極的に情報を探すことはない。多くのユーザーはサイレントマジョリティーと呼ばれる人々だろう。新聞や雑誌で新製品が紹介されると、それを目にしたユーザーの中である程度の割合いの人は、確実に文具店を訪れる。 ただ、店頭を見て歩いて目的の商品がないとがっかりして帰るのが大部分だろう。店員に「○○というものはないか」と聞く人は、ごく稀なはずだろう。それほどに、一般ユーザーはシャイなのだ。 でも、ヒット商品というものは存在する。それは、その文房具の情報がなんらかの形で、ユーザーに伝わったのだろう。もちろん口コミも一つの情報源だろう。 沢山のメーカーと業界団体があるのに、ユーザーへの情報提供が少ないのはなぜだろうか。 一年に一度くらい、力を合わせてGoodsPressなどの雑誌のムックを作り出してはどうだろうか。メーカーは沢山のカタログのデータを持っているし、ユーザーが喜ぶメーキングの秘話もあるだろう。 きたきつね的にはもうムックのタイトルも決まっている。「決定版 最新筆記具図鑑」、「世界の文房具カタログ」、「未来文房具図鑑」などだ。 (2003.11.10) |