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■最近の子どもの筆入れ 先日、通信添削の教材を扱っている会社の雑誌の取材を受けた。その時、最近の小中学生達の筆入れの中を撮影した写真を見せてもらった。 なんというか、女生徒は本当に大量の筆記具を持ち歩いているのだ。ボールペン、マーカー類、シャープペンシルなど十数本の筆記具、消しゴム、修正ペンなどが満載だ。 うちの高校生の娘の布製の筆入れも筆記具でパンパンに膨らんでいるが、これは親の影響で特殊なケースかと思っていた。良く聞いてみると、文房具大量持ち歩き組は、特殊では無く普通のことのようだった。 特に多いのは、多色のゲルボールペンで、こんなに沢山の色を使うのだろうかというほど持っている。ぺんてるの「ミルキー」が流行した時に一番買っていたのは、女子学生だったのを思い出した。筆入れも筆箱ではなく、袋状のものを愛用しているのも、納得だ。 このところオフィスでの文房具、中でも筆記具の使用は減っているようで、きたきつねなど、パソコンばかりを使うようになってボールペン１本を使い切るのに相当な月数かかってしまっている。大人の文房具離れが進んでいるが、まだ小中高生は文房具の大ユーザのようだ。 でも、大手の文房具メーカーは小中高生をターゲットにした文房具は頭に無いような気がする。子どもにこびる必要はないかもしれないが、ユーザーとして大切にして欲しい。 (2004.2.9) |