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新機能文房具の悲しみ その１ 私のようなユーザーにはわからないが、文房具も毎月のように新製品が作られているようだ。メーカーの思いこみやニーズの読み間違いで消えていく製品も多いような気がする。よく売れて、店頭に残った商品が定番と呼ばれることになるのだろう。 鉛筆、消しゴムなどは定番中の定番で、使い方がわからない人は誰もいないと思う。ところが、メーカーが工夫を凝らして作り上げた製品の中には、知らない人は何に使うか全くわからないものや、外見は普通の定番商品のようだけれど、買って取り扱い説明書を見なければどう使うかわからないものが時折見られる。 そんな商品を私は新機能文具と呼んでいる。新機能文房具は、ただ並べられていても、好奇心の強い変わったユーザーは別として、雑誌の特集記事やテレビＣＭでも無い限り普通の人に売れる可能性は低いだろう。結局、廃番になってしまうの運命にある。 （2000.11.13） |