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定番文房具（１） 時代によってわずかな変遷はあるけれど、会社、学校、家庭などで使われる文房具にはそれぞれ定番と呼べるものがある。紙、筆記具、ハサミ、糊、クリップ類、パンチ、ステープラー、カッターなどが定番文房具だろう。 定番文房具は保守的で、なかなか入れ替わることはないし、入れ替わるときにも時間がかかる。時間をかけて厳しい選別を受けたものだけが残るのだ。例えば、鉛筆が定番文房具となって一世紀近くなるのではないだろうか。 でも、良い商品はあっとゆうまに定番になってしまう。ニーズと商品がぴったりと合うということなのだろうか。テプラやポストイットの普及は驚くほど早かった。 また、定番文房具は、地域や職域によって微妙な違いがある。会社が一括購入しているようなところでは、種類も少なく、新顔が入ってくることはなかなかない。部署毎に購入できるところは、新製品が入ってくることが多い。 定番文房具について何回か考えてみたい。 (2001.12.17) |