学研ムック「DESKTOP STYLE」

オフィスで書類に穴や綴じ跡を付けずに仮止めするために使うのがクリップだ。机の上と引出にあるクリップ類を出してみると、ゼムクリップ、ダブルクリップ、クリッピー、ガチャ玉が出てきた。サイズがあるので、結構な種類と数になった。

クリップには色々なサイズと種類があるのは、止める書類の厚さによって使い分けているからだ。それと止めた書類を一時保管のために重ねたときに収まりがいいクリップが定番になっているのだとう。昔、目玉クリップを使ったこともあるけれど、大きすぎて重ねて置くことができないので、使わなくなった。

クリップ類の中で一番古くから使われているクリップは、ゼムクリップかもしれない。針金を曲げた単純な形で、止めやすく、邪魔にならないからいいのかもしれない。それに、ゼムクリップは、オフィスにある針金として結構便利に使うことができる

例えば、ゼムクリップをつないで、簡易なチェーンとしてものをつり下げることができる。ゼムクリップを延ばして、キーボードや机の狭い溝に入ってしまったゴミを取ることに使える。

色々な目的に使えるというのも定番文房具になる条件なのかもしれない。


(2002.3.11)

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