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定番になった文房具 シュレッダー シュレッダーは、外部に漏れては困る書類を廃棄するために、紙を裁断する機械で、公官庁や大企業などで使われて始め、オフィスにはなくてはならない道具のひとつになっている。 初期の製品は縦方向に裁断する単純なものだった。短冊状の裁断では、簡単に元の書類が再現できてしまうため、現在は横方向にも裁断したり引き千切る製品となっている。企業秘密を守るためには必須の機械だろう。最近のパソコン利用の拡大に合わせて、CD-ROMやフロッピーディスク用のシュレッダーも登場している。 シュレッダーは紙屑が大量に発生し、容積が元の書類の何倍にもなることが欠点だが、圧縮して容積をコンパクトにするものまででている。 最近、ストーカー犯罪が多くなっているということや、都市のゴミ袋が半透明になってから、オフィスの定番と思われていたシュレッダーが、家庭用としても普及が進んでいる。 家庭用のシュレッダーは、オフィスと違って、処理する量が少ないので、小型の製品でよいし、使用する頻度も低いので手回しの製品で充分だろう。 (2002.10.7) |