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気になるお店 丸善丸の内本店 東京駅前の丸の内オアゾに丸善丸の内本店が9月14日に開店した。丸の内本店は、オアゾ1階から4階まで売場面積約5,800平方ｍと日本でも最大級の書店となった。文房具売り場は、約1,090平方ｍと比較的大きな売り場面積となっている。開業の日本橋から、丸の内本店を丸善のフラグシップ店へと世代交代させたということになるのだろう。日本橋店は建て替えになるようだ。 4階の文房具売り場は、万年筆、一般文房具、ペーパー＆グッズ、時計、カード、高級ギフトとイベントスペースに分かれていて、パーティションで区切られている。店内は、モノトーンでまとめられていて、照明を押さえた落ち着いた雰囲気となっている。 一般文房具は、日本橋店と同じくらいのようだが、あまりにも当り前過ぎの商品が並んでいて、街の文具店と変わりない雰囲気なのは残念だ。最近、新製品が続々とでているので、展示方法を考えて欲しい。 万年筆売り場は、日本橋店と比較して規模が大きく力を入れている感じだ。通路と区切られているためか、高級な雰囲気となっている。問題は売り場を広げた分、知識を持ったスタッフがそろえられるかが気になるところだ。試しにちょっと買い物したが、開店直後で不馴れなのだろうか、ちょっと不安なところがあった。 他の売り場は、比較的単価の高そうな商品がスッキリと並んでいてるが、なんとなく物足りない感じがする。テナント料も考えると売り上げを相当上げないといけないのだろうから、客層をセレクトしていく作戦なのだろう。 新しいためか、全体にワクワク観が感じられないのは、寂しい気もするが、少し時間が経って落ち着いてくるとまた雰囲気も変わるのだろう。 (2004.9.21) |