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気になるお店 伊東屋丸の内店 ずっと気になっていたのだが、行く機会がなかなかなかった。いつも行っている東京フォーラムのすぐ近くだった。東京フォーラムの皇居寄りにある国際ビルの一階にあった。ドアの取っ手が、伊東屋オリジナルの赤い軸で端が黒の鉛筆になっていた。 入り口を入るとカードとレターセット売り場で、通路を挟んで鰻の寝床のような細長い売り場がある。普通文具は少なく、ギフトにいいような文房具が選ばれておかれていて、なかなか雰囲気がある。 閉店した舞浜のイクスピリアにあったオリジナルインクが作れる装置が置いてあった。オリジナルインクを作ることができるというのは、非常に面白いと思う。レシピの幅を持たせてもいいと思うけれど、パソコンで計算できないのだろうか。 さほど広くない面積をうまくレイアウトして、死角のない店舗となっていて、地方の小規模な文具店の店舗でザインの参考になると思う。というか、工夫次第でというところを真似して欲しいと思う。 気になったのは、空調機のファンの軋みの音で、何時もいると慣れて聞こえなくなるけれど、外から来たひとには非常に不快に感じるので、なんとかならないだろうか。他の文具店でも気になるのは、店舗に長くいるスタッフは慣れてしまって気がつかない汚れや、什器の傷みなどが放置されていることだ。慣れというものは怖いと思う。 (2004.12.13) |