■気になるお店 丸善日本橋店
地下鉄銀座線を降りて、地下街から丸善のビルに入るとそこが文房具売り場になっている。昨年（２００１年）５月に売り場が「新・文房四宝」のコンセプトでリニューアルされて、売り場がわかりやすくなった。
丸善は、出版社、書店、輸入商社、文房具店など色々な顔を持っている会社だ。明治４年に輸入雑貨店として日本橋に店舗を設けてから現在まで１３１年間続いている老舗中の老舗である。丸善は、全国展開している唯一の文具店であることを忘れてはならない。
文具そるど市、クラフト展、フクロウ展などの企画販売を頻繁に実施して、本を買いに来たついでのユーザーを呼び込んでいる。また、ちょっと便利なオリジナルの文房具もある。
文房具売り場が、１フロアーで眼鏡売り場とシェアーしているので、展開が難しいようだが、過不足のない品揃えとなっている。以前は、丸善が輸入したちょっと変った文房具があったので、のぞくのが楽しみだったが、探す楽しさが今ひとつの感じは否めないのが、心残りだ。
２００２年秋に東京駅丸の内北口に新店舗を開設するととのことで、文房具売り場がどのようになるか、今から楽しみなところである。
今年（2004年）の秋に丸の内に大規模店を開店する予定ということで、日本橋の店舗は丸善本社になるようだ。丸の内店の文房具売り場がどのようになるのか楽しみなところだ。
(2004.7.10 追記)