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趣味の文具箱 Vol.2 えい出版社から「趣味の文具箱」の続編の「Vol.2」が出た。今回は、万年筆だけでなく、手帳とノートも特集されている。 巻頭からモンブラン149の新旧モデルの解剖写真がでてくる。写真の切り抜き処理が今一つだけれど、万年筆コレクターに成りたいひとには必見だろう。 特集は、ペリカン100と400シリーズの75年間の製品の系譜と特徴がビジュアルに整理されている。細かなところの時代による違いがよく判る。 ノートと手帳には、文房具のウエッブサイト「Stationery Program」の和田哲也さんのこだわりのメモとノートのインタビューがある。 ムック全体の写真とレイアウトは、ムックを沢山作っている出版社らしく良くできている。時期的に、クリスマスプレゼントを意識した筆記具550本、手帳とノート130冊の製品情報カタログの感じだけれど、文章を読まずに、写真集として見ていて楽しくなる。 ショップガイドは、全国の有名店11店と山陰の名店の鳥取の万年筆博士、島根の中屋万年筆の訪問記があって、一度行ってみたくなる。 「Vol.1」と「Vol.2」間が３ヶ月なので、このペースでいけば、三ヶ月に一冊のペースで刊行されるのではないだろうか、次号が楽しみだ。。今年は文房具関連の書籍の出版が非常に多くなっているのが嬉しい。 【データ】 書 名：「趣味の文具箱 Vol.2 —文房具を愛し、人生を楽しむ本」 出版社：株式会社 えい出版社 定 価：1,500円＋税 ISBN: ISBN: 4-7779-0222-6 (2004.10.25) |