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ＩＳＯＴ２００２ 今年も待ちに待った国際文具・紙製品・事務機器展（ISOT2002）を見に東京ビックサイトに行ってきた。卸売り業者やメーカーの展示会が全国で開かれているけれど、それにはユーザーは入ることが出来ないので、ISOT2002は文房具好きのユーザーにとってはビックチャンスなのだ。 全国から文房具大好き人間達が自腹を切って集まってくる。今年も２０人以上とコンタクトできた。きたきつねも、文房具メーカーの人と直接コミュニケーションを取ることが出来る場として、利害関係のないユーザーとして辛口の意見をぶつけてきた。 今回のＩＳＯＴは、展示は派手ではないものの会場の雰囲気は、例年になく活気があって、メーカの人の対応も積極的なところが目立った。いくつか目立った新商品はあったが、新商品ばかりを追うばかりでなく、よい商品を育て上げることも必要なことではないかと思って帰ってきた。 世界20カ国から過去最大規模の約600社が出展ということだったが、海外のメーカーは昨年、一昨年と注目していたところがなかったりと動きがあるようだ。言葉の壁があるのか、商品が悪いのか人が余り寄っていないのは例年のことだけれど、何か対応策がないものだろうか。 全文連の模倣商品の展示は非常にインパクトがあった。香港の街角で「社長さん、本物のの偽物、ローレックス安いよ」という物売りによく会うが、よくぞこれまで真似たという偽物には驚かされた。 また来年を楽しみに文房具の夢を見ながら一年を過ごすことになりそうだ。 (2002.7.29) |