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■住友スリーエム フラグ付きボールペン インドネシアに旅行したときに、お土産物の工場を見学したが、人形を彫った木の軸にハンドドリルで穴を開けてボールペンを作っていた。ボールペンは、構造が簡単なため、替え芯さえ用意できれば、色々なデザインの軸を作ることができる。 文具店にいっても実に様々なデザインのボールペンがある。インターネットには時計、ハサミ、ラジオなどを組み込んだボールペンが売られていたりする。多くは実用的といよりも、一種の大人のおもちゃ的な要素が強いようだ。 住友３Ｍが2004年に発売した「フラグ付ボールペン」は、ポスト・イットフラッグを組み込んだボールペンだ。資料を読んでメモを取りながら、気になる部分にポスト・イットを貼るというのは普通にやっていることで、出先などでポスト・イットが無いと不便に感じることがある。だから、筆記具にポスト・イットが付いていると非常に便利だ。 ボールペンとしても太軸で、グリップの形が三角形で使いやすいのだが、問題はボールペンが交換できるようになっていないことだ。どう見てもボールペンは６cm位しかないので、直ぐ使い切ってしまうだろう。そうなると、ポスト・イットフラグの専用ケースとしてしか使えなくなる。ということは使い捨てしろということだろうか。もったいないと思うのは私だけ？。 （文具と事務機 2005年12月号掲載） |