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■セブンイレブンとコクヨのコラボ文具「’S」 ５月３１日に全国のセブンイレブンで、セブンイレブンとコクヨが共同開発したオリジナル文房具「’S」シリーズ５種類８アイテムが発売になった。発売当日、近くのセブンイレブンに買いに行ったけれどまだ陳列されていなかった。次の日に別の店舗で買うことができたけれど、ボールペン、シャープペンシル、リングノートの３種類しかなかった。その後、さらに別の店舗で蛍光マーカーを見つけて買うことができた。これから販促が始まるのだろうか。 １６歳から２５歳の男女を対象に調査した結果を元に企画した商品ということで、透明と白をうまく組み合わせたシンプルで、無駄のないデザインとなっている。ボールペンとシャープペンシルは、三角形のシリコンゴムのグリップになっていてるのが特徴になっている。デザイン的には若い人たちに人気が出るような気がする。きたきつねとしては、筆記具の三角グリップは最近のトレンドになってきているようで、注目している。 セブンイレブンの商品ということで、心配なことがいくつかある。一つは、他のアイテムはまだ見ていないけれど、セブンイレブンの文房具の販売スペースを考えると、全てのアイテムを展開できないのではないかということ。もう一つは、ＰＯＳデータで管理されているということで、せっかくの良い商品が育つことなく短命に終わるのではないかということだ。最近は、数値データに頼り過ぎているために商品寿命が短くなっているので、面白い商品なのでぜひともうまく育てて欲しいものだ。 （文具と事務機 2006年6月号掲載） |