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■無印良品の「選べるリフィルペン」 無印良品の着せ替え筆記具「選べるリフィルペン」がインターネットで２月ころから話題になっている。確かに、無印良品の文房具売り場にいってみると、「選べるリフィルペン」は品出しが間に合っていないようだ。１０５円から自分に合ったオリジナルのペンを作ることができるということで、女子高生や若い女性が選んでいるようだ。 選べるリフィルペン」は名前通り、油性ボールペン、ゲルボール、シャープペンシルのリフィルを、アルミ、半透明のラバーグリップ、透明プラスチックの三種類の軸と組み合わせて使うことができる筆記具だ。買ってみたけれど、なかなか良くできているし、使い勝手も良いと思う。 リフィルを規格化したことで、同じ軸に油性ボールペン、ゲルボール、シャープペンシルといった異なった種類のレフィルを入れることができる。このアイデアは、ＯＨＴＯの「リバティー」シリーズが先だと思うけれど、シャープペンシルまでは展開できていなかった。また、低コストで実現したというのも上手くできている。 外観のデザインはもう少し工夫の余地があるような気がする。でも、軸も規格が決っているし、構造も簡単なので、軸の素材やデザインのバリエーションを増やすことも簡単にできるだろう。普及が進めば、高級な軸を作るメーカーが出てくるかもしれない。商品としての広がりの可能性を秘めているようだ。類似の商品がでてくるような気がする。 （文具と事務機 2006年7月号掲載） |