■ニチバン テープのりDS

テープのりは、オフィスの必需品として定着してきたのではないだろうか。テープのりは、濡れては困るものや、セロテープを使いたくない封筒などTPOに合わせて使うことで、その効果が現われると思う。

以前にも書いたけれど、きたきつねは、のり切れが良いので、コクヨの「ドットライナー」を愛用しているけっれど、最近は、のりがドットになったタイプのテープのりも定番になってきたようだ。

今回は、10月下旬に新発売になったニチバンの「テープのりDS」を取り上げてみたい。このテープのりは、今年の7月に開催のISOT2007に出展されていたので、発売を楽しみにしていた。

「テープのりDS」の特徴は、普通のテープのりと同じように引いて糊をつけるだけでなく、カチンと押して点状にのりを着けることができることだ。ニチバンでは、それぞれの貼り方を「ライン貼り」、「スタンプ貼り」と呼んでいるようだ。のりは、ドットタイプになっているので、のり切れは非常に良い。

他社の製品との違いは、もちろん「スタンプ貼り」だけれど、「ライン貼り」も本体を紙に対して垂直に押しつけて引くことが必要なところだ。

外形状が、テープ幅に比べて、大きめなのは、スタンプ貼りのためのメカニズムを組み込んでいるためだろう。気になるのは、のり付けヘッドの形状のため、保護キャップが大きいことと、ちょっと外れやすい感じがするところだ。ちょっと使ってみよう。

(文具と事務機 2007年11月号掲載)


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