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■面白すぎるサンスター「３WAYマルチトジッパー」 このところ、取り上げたい文房具が沢山たまってきているのだけれど、月刊というのでなかなか消化できていない。それに、途中に面白い製品が発売されるのも悩みの種となっている。 今月は、１０月の「インターナショナル・プレミアム・インセンティブショー秋2007」で、ＳＰツールコンテストの大賞を受賞したサンスター文具の「３WAYマルチトジッパー」を取り上げてみたい。 「３WAYマルチトジッパー」を始めた見たときに、「デカイ」と思うと同時に、イロブン（？）と思ってしまった。アイデア豊かな文房具を作り出しているだけあって、サンスターもなかなかやるものである。「３WAYマルチトジッパー」は、パンチ、トジ玉クリップ、ステープラーの三つの機能を一つにまとめた道具だ。 大体、複合文房具は無理に組み合わせる部分があるので、どうしても不格好で、大きめになるものだ。「３WAYマルチトジッパー」は、ご多分に漏れず大きくなっている。しかし、よく見ると、ステープラーの針はずしが隠れていたり、一穴パンチなのに、Ａ４用紙に２穴、４穴を開けることができるといった工夫している部分も多い。でも、例えば握り方がわるいと、パンチで穴明けするときに、ステープラーを空打ちしてしまうといったことが起こってしまうといった不具合がでてしまう。面白いと思って買ってみても、それほど使い勝手が良くないので、机の引き出しの奥で永い眠りにつくことになるのだろう。 （文具と事務機 2007年12月号掲載） |