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■三菱鉛筆 uni ジェットストリーム 油性ボールペンは、各社「新インク」と呼ばれる書き味が滑らかなインクが採用されるようになって、油性ボールペン好きのきたきつねは喜んでいた。ところが、2006年７月に三菱鉛筆から油性ボールペンのインクの常識を覆して、水性ボールペンに近い書き味の「ジェットストリーム」が発売になった。実は、2003年11月に海外で先に発売されていて、非常に評判がよいということで、国内で発売になったということだ。 新しいインクは、溶剤や潤滑剤、着色剤などを大幅に見直し、筆記摩擦係数を従来の油性ボールペンの半分以下に、インクに顔料を配合することで、濃く、耐水性、耐候性を改善するなど、全く違った油性ボールペンになっている。 きたきつねは、顔料を使った新インクのぺんてる「ローリー」の替え芯を愛用していたけれど、「ジェットストリーム」が発売されてからは、「ジェットストリーム」ばかりを使うようになってしまった。その後、ラバーボディータイプ、アルファゲル搭載タイプ、３色ボールペンと多機能ペンなどがでて、選択の幅が広がっている。 きたきつねにとっての問題は、３色ボールペン以外の替え芯が特殊な形状で、他のボールペンの軸に入れることができないことだった。何故かというと、きたきつねには「ジェットストリーム」の軸のデザインがどうしても好きになれないからだ。どうも、三菱鉛筆のボールペンのデザインは好きになれない。機能にあった美しいデザインにできないものだろうか。 （文具と事務機 2008年3月号掲載） |